- 名前
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赤松弥太郎
- 投稿日時
- - 2007年03月20日(火) 22時50分 -
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三笠さんの提案の趣旨に大筋で賛同しますが、その方法に納得いかない点があり、対案を提示します。
三笠さんの提案を図式化しますと、
1.既存データ上のバランスを考慮せず討議し、素材SPとして追加
2.GSC討議では使わず、ローカルで試用の上、効果を調整
3.半年に1度程度、追加から3ヶ月程度以上経ったSPの昇格を、既存データ上のバランスを考慮して審査
4.昇格したSPのみ討議で使用でき、昇格したSPは原則変更不可とする
となりますでしょうか。
この案ですと、GSCデータに組み込めないSPが配布されるという状態になります。言わばダブルスタンダードです。
悪い取り方をすれば、「GSCデータではバランスが保障できないから、ローカルでやって下さい」というデータを、GSC自身が配布する、無責任状態ということになります。
好ましくない状態だと、私は考えています。
GSCで討議されるものは、GSCのバランスで運用できることを目指すべきですし、バランスが取れないのであれば却下されるべきです。
素材SPとして追加されたSPを却下する仕組みがないため、激論の末昇格が見送られた素材SPがたまり、昇格で毎度激論が交わされるSPが増え続けるのも懸念の一つです。
試用期間、ローカルのみで試用されることにも不安があります。
GSC通りのバランスでシナリオが組まれることはほとんど無く、ローカルのバランスはGSCとはある意味別ものです。バランスの取り方は環境ごとに千差万別です。
ローカルのみの試用では、議論の土台となる、共有されたバランス感覚が育ちにくいのではないかと思うのです。
あくまで私の場合ですが、私は今回の痛撃等のSP追加討議に、あまり注意を払っていませんでした。
例えば討議中のリュウケンドーフォルダなど、データに組み込まれて提示されて、初めてその威力に驚いた次第です。
雑談ツリーでの意見交換でも、追加討議の時は見られなかった否定意見も多く、また追加討議に参加した抹茶さんからも、「通すべきではなかった」との意見が出ています。
あくまで推測ですが、私のように、実働されて初めてその性能に気がついた、という方も多いのではないでしょうか。
SPはパイロットデータの素材、いわば「素材の素材」であり、抽象的でわかりにくいものです。実働前に十分な討議が尽くされるのが理想ですが、現状かなり厳しいと考えています。三笠さんも同じ認識かと思います。
GSCの討議全体に関わる問題であるだけに、実働でのテストを有志によるローカルのテストに任せず、討議者全員が関心を持つ、持たざるを得ない状況を作った方が良いと考えています。
総括すると、SPは追加後すぐに、GSCデータ討議で試用可能にするべき、となります。
とはいえ、試用期間は明確に区切っていかなければ、現状の混乱が起こりえます。
以上を踏まえて、私の対案を出しますと、
1.最初から既存データを考慮の上、可能な限り慎重に討議、試用中として追加
2.将来的に変更されうることを了解の上、データ討議で試用する
3.追加から3ヶ月程度以上経ったSPは再討議、却下・試用期間延長の上仕様変更などを検討
4.試用期間を過ぎたら原則改定不可とする
となります。
以下、各項目についての私の考えです。
1.
最初からGSCでの使用を前提に討議するので、手軽には追加できませんが、SPデータは報復のような凝ったインクルードを組むのでない限り、作成は簡単にできるものです。敢えてGSCがSPを素材集として配布せずとも、ローカルでの新規作成も難しくないと思っています。
2.
GSC討議参加者に高い関心を持ってもらうためには、試用期間に起こるある程度の混乱、痛みもやむをえないと考えます。
この案では再討議までは仕様変更はないので、ある程度安定した討議の前提は提供できると思います。
3.
再討議の時期については、案に入れてません。三笠さんの定期的な集中討議という案は、魅力的だと思います。
仕様変更の場合は、試用期間も延長し、安定するまでそれを繰り返す慎重さが必要かと思います。
4.
「採用しているフォルダ全てを考慮するならば、熱血や集中も改定対象から外すべきでない」とのみちひろさんの主張もわかりますが、およそ現実的ではありません。闘志追加の際重すぎるとの意見の出た激闘も、改訂となれば200以上のフォルダを考慮しなければなりません。多分、改訂に足る公正さをもって討議できる人は、誰もいないでしょう。
ただ、GSCが変更・追加したSPに対しては、責任をもって今回集中的に討議する必要はあるかと思います。
以上はあくまで私見であり、叩き台です。
よりよい規約改訂に貢献できればと思います。
以上です。
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