- 名前
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N
- 投稿日時
- - 2008年02月22日(金) 18時32分 -
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どうも、Nです。
私個人としてはA・B・C案、特別にどれを推すという意思は今の所ございません。
ですがC案の中の回避率低下という処置に関してだけは反対の意を表明させてもらいます。
以下その理由を述べます。
・手軽さが損なわれる
そもそもSPとは使用者に特別な優位をもたらす為の切り札であり特権です。
ですのでSPというリソースを消費するという面以外で、使えば不利になるSPなどというものはほとんどありません。
みがわりや加速、集中にひらめき。
これら低消費SPは気軽に使うことが出来、適当に使用しても無駄になりこそすれ不利になる事はほぼないでしょう。
勿論みがわりで受け止めきれないダメージを負わされやられてしまった、
ひらめきを使ったら敵のターゲットが予想と変わってしまった、等の不利益は発生し得ます。
ですがそれはあくまで副次的なもので使えば確実にマイナス効果が出ると言うわけではありません。
それに対して同帯の消費のC案我慢は使えば不利な面が絶対に発生するわけで、そのせいで他と比べ使い所が減ずる場面が出てきます。
(異常系や低命中・必殺級高火力の敵が混ざっているときなどは使うと逆に危険に陥ってしまう)
・C案我慢の持つ価値に対して、実質回避不可能というマイナス効果を課す事は妥当であるのか?
つまるところマイナス効果を課する場合、それに対しての補填が不適当であると感じます。
マイナス効果を持つSPとして捨て身という前例があります。
捨て身には魂と比較して攻撃後消耗状態になるというデメリットを抱えています。
ですが魂より消費が10少ないと言うメリットも同時に持ち合わせています。
(また、とどめに使用することによりデメリットをある程度緩和する事が出来なくもありません)
では、C案我慢が実質回避不能と言うあまり軽くは無いデメリットを抱える事で引き換えに得ているものとは、一体何でしょうか?
ただ単に弱体化しているだけで、元より高いとは言い難い価値を更に下げているだけではないでしょうか。
(※C案に近しいSP忍耐を引き合いにして、これを10安くするための代償だ、と言う向きもあるかもしれません。
ですがこの場合それは少し方向性にずれがあるように思います。
魂と捨て身は最大の目的である3倍ダメージと言う主効果は共通していますが、
忍耐の、ラスボスの必殺技だろうが何だろうが、使用者の装甲が厚かろうが薄かろうが全く関係なく防ぎきる「絶対防御」と
我慢の「装甲2倍」では、そもそも用途の幅等が変わってきます。)
・相対的な相性ばかり注視する事について絶対的な価値を軽視している向きがあるように思える事
「AとB、両者共に不利益(回避不可)を与える事にしました。でもAよりBの方が不利が少ないからこれはBに有利な処置なのです」
その論はちょっと微妙ではないかなと。
あくまでそれは我慢に対する相性という限定された面で、相対的に見た場合に有利なだけであって、
データ全体から見た絶対的な見地では結局防御系にとってもマイナス方向の調整であり、
装甲系の不遇さを埋めるための物という観点においても退歩ではないでしょうか。
・そもそもその処置で最も有利になる者が別にいること
回避不可により回避系も防御系も大小の差はあれデメリットをこうむる中で、それとは真逆に大きなメリットを得るものが居ます。
純粋に得をするキャラ、それは回避系の瀕死技能持ちです。
瀕死技能と防御系・回避系の相性については
防御系 HPの幅の大きさと敵の攻撃を狙って喰らい易いので発動が楽・敵の攻撃を受けるため維持が困難
回避系 HPの幅の小ささと敵の攻撃が狙って喰らい難いので発動が困難・敵の攻撃を避けるため維持が楽(特に底力持ち)
といった感じになるかと思われます。
回避系はまずHP調整より先に敵の攻撃を上手く喰らうところから始めなくてはいかず発動は安定し難いです。
ですがC案我慢を使えば確実に攻撃を喰らえるので比較的安定して狙っていけるようになります。
(また装甲2倍効果もHP調整手段に幅をもたらします。)
つまり回避率低下処置は一見防御系・回避系両者にデメリットを課して
その下げ幅の差で相対的に防御系が有利になっている様に見えますが
結局下がっていることには変わらず、その実それよりも優位になる者がおり、
回避系に対して装甲系の持っている貴重な優位点
「瀕死技能が発動させやすい」を奪ってしまう危険性を孕んでいるのではないかと思い、逆効果ではないかと愚考します。
以上長々と書きましたが、改めてまとめますと。
・手軽に使えなくなるのは困る。
・もともとあまり強くないのに更に弱体化してどうするのか。マイナス効果を課すなら合わせてその補填も希望したい。
・回避・装甲系との相対的な相性に注視し過ぎて、それ単体での絶対的な価値を軽視している向きがあるように思う。
・しかもその処置によって防御系より回避系が利されるようでは本末転倒では?
となります。
それと、イメージ重視として導入された軍師系SPとは違って
我慢はどちらかと言えば実効をこそ求められていたはずですので、イメージ論に寄り過ぎるのは余り相応しくないのではないだろうか
と言う事も付け加えておきたいと思います。
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