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ぶれーかー
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- - 2014年09月08日(月) 01時28分 -
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三段変形の各形態の特性ですが、準備稿段階でのご意見を総合しまして
全体的に見直すことにしました。
まず一般的なGSCデータの方式として、飛行形態は真っ直ぐ飛行する速度には優れる反面
手足を持った形態よりも小回りが利かない、という解釈で
飛行形態は移動力に優れるが人型形態より運動性劣る、とされることが多いです。
まあ実際には「敵に近づくまでは移動力の高い形態を選択する」「接敵したら戦闘に適した形態=運動性の高い形態に変形する」
というCPUの思考パターン的な都合と言う側面が強いわけですが。
で、準備稿段階ではこの一般的な方法論を当てはめ、バトロイド>ファイター
としていたわけですが、「ファイターでいるメリットが少なすぎるのはバルキリーらしくない」という反対意見が
多く出されました。
人型と飛行機形態というかけ離れた形態でこのような対応をすることは、個人的にはかなり違和感はあるのですが、
バルキリーというキャラクターの特性を加味し、ファイターでも一定の戦闘形態としての立ち位置を確保できるよう
ファイターとバトロイドの運動性を同等に設定したいと思います。
まあ確かにバルキリーが三段変形してたころのスパロボもそうでしたしね。
ただ問題はガウォークです。
いっそガウォークも運動性能同じにして2Pやホバー移動などで差別化すればいいのではないか
という見方もありますが…
それだけは避けたい、というか絶対避けなければいけない、というのが私の判断です。
ぶっちゃけゲームの駒としては、確かにそれでも形態の特性付けはできます。
しかし運動性のパラメーターは全部同じ、だけど形態毎に異なる特性があるから、ゲームのコマ的には役割分担できる
というのは、ゲームのコマ的処理に過ぎると感じます。
キャラクター性が薄いと言いますか。
あんまり「ゲームのコマ」としての合理性だけ求めてると、バルキリーというキャラクターを操作している、のではなく
バルキリーの役割を振られたコマを操作している、という意識になってしまいやしないか、と思うのです。
過剰反応かもしれませんが、やっぱりキャラゲーである以上「ゲームシステム上ココとココが違えば十分だから他は気にしなくていい」
みたいなのは、なんか「SRCのデータ」作る上ではやりたくないな、と。
また上記したように、事実上システム的な都合とは言え、一応形態毎の能力さの表現に解釈を加えてキャラクター性の表現を
「人型の方が運動性高い」とか「移動速度は飛行形態の方が上」とかやってるわけです。
建前的なものとしても、そういうことやってるなかで「システム的、バランス的に不都合しないから」で
全然形の違う3形態全部運動性同じ、てのはどうなんだろう、と。
それに、バランス的な面から見た場合。
装甲の差はバトロイドと比べて50しか変わらないうえ、元々防御力が大したことない回避系ユニットのバルキリーでは
そこまで重要な能力ではなく、ピンポイントバリアやシールドはバトロイドと同じように使用可能。
ガンポッドが2Pになって進攻力が増す反面反撃力が落ちると言っても、ミサイル類で比較的反撃力は確保できるので
恐らくそこまで不自由はしないでしょう。
となると、陸戦においてそこまでバトロイドがガウォークに対してアドバンテージがあるわけではない
ということが言えるのではないかと思います。
ガウォークは、要所要所で上手く使っていけば効果的だが、長期間使い続ける形態ではなく
さっさとファイターやバトロイドへ切り替えていくべき形態、ぐらいが妥当ではないかと思うのですが
運動性均一案だと、ガウォークの利便性は遥かにその域を超えるのではないかと思います。
本家スパロボでは、「運動性が最大だが地形適応が低い」等のデメリットを設定することで
そういう立場にガウォークを設定したわけですが
既にご指摘のあるように、「地形適応低下案」では、SRC上ではデメリットが強くなり、2Pガンポッド等による進攻力や位置取り
というアドバンテージを、デメリットが大きく上回ってしまいます。
以上を踏まえた上での結論は、
「ガウォークの運動性をファイター、ガウォークより5低くする」です。
ガウォークは小回りの利く形態というイメージもあり、だからこそ私も悩んでいました。
実際「7」でバトロイドで市街地ビルにぶつかりまくってたファイヤーバルキリーが
ガウォークに変形することでぶつからなくなる、というシーンもありました。
しかし、そもそも本来の設定におけるガウォークとはどんな形態なのか、と
色々資料をひっくり返したところ
「ファイターに比べて低速低空飛行に向く」「バトロイドよりは高速移動でき、高速移動時の安定性が高い」
「飛んだり跳ねたりはバトロイドに劣る」
みたいなことが書かれておりました。最後のはEB本のマクロス系ムックの、「II」関係のページだったので多少微妙ですが。
要するに、機動性能はファイターとバトロイドの中間。地上を真っ直ぐ高速・安定移動するのはバトロイドより得意。
しかし飛んだり跳ねたり=SRC的な意味での運動性では劣る、と纏められるでしょうか。
ファイターを含む三形態でとらえるとヤヤコシイ感じになりますが
バトロイドとの関係性だけでとらえると、「人と同じように動けて小回りの利くバトロイド」
「安定高速移動は得意だけどバトロイドのような小回りはきかないガウォーク」という関係性と言えます。
……「7」でブツカリまくってたのも、低空高速移動に向かないバトロイドで、道路を高速移動してたから
ということで筋は通るのかもしれません。
ですので、ガウォークは「バトロイドより移動力と進攻力に優れるが、運動性で劣る」という形に設定してはどうか、と考えました。
データ的に、ファイターをバトロイドと同等の運動性と捕えるのであれば
当然B>Gであれば、F>Gであると考えて自然でしょう。
ファイター形態の高運動性のイメージ=空戦能力の高さを支える、推力や航空力学的なものは、間違いなくガウォーク側が劣りますし
イメージ的にもそこまで大きなかい離は無いのではないかと思います。
つまり、ガウォークの「進攻力や位置取り能力の高さ」に対するデメリットとして「他の形態より運動性が低い」ことを設定しようということです。
運動性が5とは言え三形態中で一番低いとなれば、運動性による生存性が最優先なリアル系においては
必要なくなればすぐに他二形態へ移行したい、と思うようになるでしょうから、上記したような問題はありませんし
かといってガンポッド2Pやホバーによる「かゆいところに手が届く」的な特性で
全く出番がなくなる、というほどでもないと思うのですが、どうでしょう?
具体的には以下のような形です
VF−11Bファイター
VF−11B(F), バルキリー, 1, 3
空, 5, M, 2200, 65
特殊能力
変形=変形 VF−11Bガウォーク VF−11Bバトロイド
迎撃武器=多目的ガンポッド
3500, 130, 900, 90
A--A, SDFMP_VF-11B(F).bmp
後方対空パルスレーザー砲, 600, 1, 1, +10, -, 5, -, AA-A, +0, B射連L3
多目的ガンポッド, 1400, 1, 1, +0, 12, -, -, AABA, +0, 射連L6
マイクロミサイル, 1500, 2, 4, +0, 6, -, -, AAAA, +0, 実H連L4
VF−11Bガウォーク
VF−11B(G), バルキリー, 1, 3
陸, 4, M, 2200, 65
特殊能力
ホバー移動
変形=変形 VF−11Bファイター VF−11Bバトロイド
シールド
迎撃武器=多目的ガンポッド
3500, 130, 950, 85
-A-A, SDFMP_VF-11B(G).bmp.bmp
後方対空パルスレーザー砲, 600, 1, 1, +10, -, 5, -, AA-A, +0, B射連L3
銃剣, 1400, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +0, 武
多目的ガンポッド, 1400, 1, 2, +5, 12, -, -, AABA, +0, P連L6
マイクロミサイル, 1500, 2, 4, +0, 6, -, -, AAAA, +0, 実H連L4
VF−11Bバトロイド
VF−11B(B), バルキリー, 1, 3
陸, 3, M, 2200, 65
特殊能力
変形=変形 VF−11Bファイター VF−11Bガウォーク
シールド
迎撃武器=多目的ガンポッド
3500, 130, 1000, 90
-ACA, SDFMP_VF-11B(B).bmp
後方対空パルスレーザー砲, 600, 1, 1, +10, -, 5, -, AA-A, +0, B射連L3
銃剣, 1400, 1, 1, +20, -, -, -, AAAA, +0, 武
多目的ガンポッド, 1400, 1, 3, +10, 12, -, -, AABA, +0, 連L6
マイクロミサイル, 1500, 2, 4, +0, 6, -, -, AAAA, +0, 実H連L4
一斉射撃, 2000, 1, 2, -10, 3, -, 110, AABA, +0, H連L20P
基本的にはファイターとバトロイドをメイン戦闘形態として使い分け
ガウォークを要所要所で挟み込んでいく、という運用を想定。
ファイター、バトロイドだけ使っていても事足りることは事足りるが
効果的にガウォークを使いこなせればより有効に動かせる、という形が理想ですが。
大体そんな形になっているでしょうか?
実はこの変更で一番大きな変更は、3形態×運動性5で、バルキリー1体で15の運動性の差があったのが
ファイター・バトロイドと、運動性が5劣るガウォーク、という二段階に変更されたことで
運動性差が1ユニットで10にまで抑えられたことです。
これにより全体の運動性の設定を大なり小なり見直すことになり
とくに最大の運動性が低下しているもの、上昇しているものなどが複数存在します。
劇的に強くなっている、弱くなっているということはないと思いますが、ご注意ください。
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