武器の攻撃力を特殊能力レベルに応じて変化させるには、パイロットにオーラ力・超能力・シンクロ率のいずれかを持たせ、武器にオ・超・シの内、パイロットの特殊能力に応じた属性を設定することで容易に実現できます。
ただし、武器の解説に余計な解説がついてしまう、武器属性から一目でわかってしまうなど、特殊能力を別名指定する際には不都合といえる現象も発生してしまいます。
ここでは、それらの不都合が発生しない方法を紹介します。
なお、NTに限らず、レベル制の特殊能力であれば同様のことが実現可能です。
その際には必要に応じてアイテム・記述を変更してください。
-
まず、"武器強化LvX=サ"という特殊能力を持ったアイテムを必要な数だけ作成します。
普通は"武器強化Lv1=サ"、"武器強化Lv2=サ"……と、9段階でしょうか。
例:
NT強化Lv1
NT強化Lv1, 固定, NT武器
特殊能力
非表示
武器強化Lv1=サ
0, 0, 0, 0, 0
#なお、アイテム名称の"NT強化Lv1"の内、"1"等の数字は半角で記述してください。
- シナリオ中に次のようなイベントラベルを設定します。
*ターン 全 味方:
ForEach 味方
ntlevel = Skill(対象ユニット, NT)
If ntlevel > 0 Then
Item "NT強化Lv$(ntlevel)"
Equip "NT強化Lv$(ntlevel)"
#アイテム名は作成したアイテム名を記述します。
SetAbility 対象ユニット アイテム装備 ntlevel 非表示
#後述のイベントの処理の簡素化のためのダミー能力
Endif
Next
Exit
乗り換え等も考慮する場合、次のイベントも設定しておきましょう。
シナリオで乗り換えをサポートしないのであれば不要です。
*エピローグ:
ForEach 味方 (出撃 格納 待機 破壊)
#エピローグでは処理によってステータスが様々です。
If Skill(対象ユニット, アイテム装備) > 0 Then
itemlevel = Skill(対象ユニット, アイテム装備)
RemoveItem 対象ユニットID "NT強化Lv$(itemlevel)"
Endif
Next
Exit
※なお、この通りにイベントを設定すると、ユニット数が多いと処理が重くなる可能性があります。
その際にはアイテムを装備させるかどうかのチェックを「レベルが上がった時」にするなどいろいろと試してみてください。