普通に配置したユニットと召喚されたユニット。どちらも同じユニット・パイロットである場合、普通に配置したユニットはIDをつけることで区別が可能ですが、召喚されたユニットのみを識別するにはちょっとした手順を用意する必要があります。
ここでは、召喚ユニットだけに思考モードを設定する方法と召喚ユニットが破壊された時にのみイベントを発生させる方法を紹介します。
まず、普通に配置するユニットを配置するときにIDを付けておきます。
例:
ターンイベント等でChangeMode コマンドを用いて思考モードを設定する
例:
まず、初期配置の敵を配置した時に、次のイベントを実行させます。
次に、破壊イベントを次のように記述します。
記述例
なお、敵増援が出る場合、さらにこのときに召喚ユニットが既にいる場合は、次の手順を用いることになります。
まず、データにダミーアイテムを用意しておきます。
アイテム例
あるいは、召喚ユニットのパイロットを名称だけ変えた別のパイロットデータを用いることで上記のような処理を必要とせずに区別することは可能です。
※今回は、極力データを操作することなしに実現する方法を優先的に紹介しました。データを用意するほうが非常に楽であることはいうまでもありませんが。